政権与党の幹事長殿から「テロリスト」扱い(?)された私(笑・・・ごとではないか)
2013/12/01(Sun) 10:56 | コラム | 16
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そんな中、11月29日(金)のお昼には、秘密保護法案を廃案にさせようと、緊急の国会行動が行われ、参院議員会館前の歩道に300人を超える方々が参加し、「秘密保護法案、廃案!!」の声を挙げました。
同行動では、田村智子参院議員が国会情勢報告し、吉良よし子参院議員があいさつしました。その他、全労連、新日本婦人の会など の方々からもアピール・報告がありました。
また、私も、自由法曹団所属の弁護士として、同法案の反憲法的・反人権的性格(行政権力に対し広範な情報につき秘密指定させる 権限を与え、主権者である国民の代表機関=国会や、法の支配の下で行政権力の法的コントロールを行う司法権=裁判所のコントロールを及ぼせなくなる危険性、国民の情報へのアクセスを阻害し、情報取得の活動を萎縮させる危険性など)などについてお話しさせていただきました。
特に、あの3.11東京電力福島第一原発事故の際、政府が、放射性物質拡散に関する適切な情報を国民に与えなかったことによって、多くの避難者の方々が放射線に被曝をしてしまった可能性のあること、「原発情報がテロ関連情報に当たる」として、これに関する情報が「秘密」指定されてしまい、今後、政府などが行おうとしている原発再稼働後の安全性管理などについての情報も、国民の目から隠されてしまう危険があることなどもお話しさせていただきました。
そんな中、こんな報道を目にしました。それは、政権与党の幹事長の立場にある、「あの方」が、11月29日付の自身のブログの中で、こんなことを述べた、というものです。
「今も議員会館の外では『特定機密保護法絶対阻止!』を叫ぶ大音量が鳴り響いています。いかなる勢力なのか知る由もありませんが、左右どのような主張であっても、ただひたすら己の主張を絶叫し、多くの人々の静穏を妨げるような行為は決して世論の共感を呼ぶことはないでしょう。
主義主張を実現したければ、民主主義に従って理解者を一人でも増やし、支持の輪を広げるべきなのであって、単なる絶叫戦術はテロ行為とその本質においてあまり変わらないように思われます。」
・・・「今も議員会館の外では『特定機密保護法絶対阻止!』を叫ぶ大音量が鳴り響いています。」、「絶叫戦術はテロ行為とその本質においてあまり変わらない」・・・だって。
うわー、これって、私、政権与党の幹事長殿から、「『テロリスト』とその本質においてあまり変わらない人物」扱いされた、ってことでしょうか(笑、・・・否、「笑いごと」では済まないか?)。
一応、その後の報道では、同幹事長殿、「テロ」云々の部分を撤回する意向を示しているようですが、ホント、同幹事長殿、ひいては、同法案の「本音」の部分を垣間見たようで・・・